お団子とおにぎりに農高生の夢をのせて【前編】

長岡農業高校の地域連携魅力発信プロジェクトを紹介します。

醸造のまち摂田屋に隣接する長岡農業高校では、地区外から通う生徒も多いなか、卒業後にも摂田屋について語れるようになってほしいと、新しく地域連携魅力発信プロジェクトが始まりました。
生活デザインコース3年生18名が、摂田屋らしいお団子とおにぎりのレシピを考案に挑戦しています。

 

まずは、地元の蔵や飲食店さんにお話しを聞くフィールドワークから。
7月下旬、星野本店さん、江口だんごさん、6SUBIさん、ミライ発酵本舗さんに現地でお話を聞きました。

たくさんメモをとって真剣に取り組んでいました。

江口だんごさんでは商品開発の参考にと、焼いただけのお団子も試食。お米の甘さを味わう貴重な体験。

歴史のある街並みに高校生が歩いているのが新鮮な風景でした。(農高生の挨拶がしっかりしているのにびっくり。)

 

この後、1人が1つ、地元の味噌や醤油と地元の食材を組み合わせたレシピを考案することになり、8月の夏休みの課題として自宅で試作づくり。

夏休みが明けた8月末、レシピの予選会が開かれ、1人ずつ自分のレシピをプレゼンしました。

出来上がり写真を見せながら、レシピや特徴、食べてもらった人の感想などを発表していきます。

発表するごとに飲食のプロたちから質問。じっくり考えてきているから、突然の質問にも答えられます。

 

 

今まで食べたことがないような面白いアイディアがたくさん飛び出した予選会でしたが、
審査の結果、お団子部門、おむすび部門、それぞれ3つずつのレシピに絞られました。

9月20日の最終選考会までに、力を合わせてブラッシュアップしていきます。
どんなお団子、おむすびが選ばれるでしょうか…

選ばれたレシピは、10月のHAKKOtripと、11月の長農祭で販売します。

どうぞお楽しみに。